eSportsといえば若者がやっているイメージが強いですよね。
中にはたかがゲームだろうと考えている人も多いかと思います。
そんなeSportsの世界に先日大きなニュースが飛び込んできました。
それは日本初のシニアチームの誕生。
その名も「MATAGI SNIPERS(マタギスナイパーズ)」。
なんと平均年齢が69歳という正真正銘のシニアチームです。
従来e-sportsでは反応速度が重要視されており、30歳にかかってくるとプロとしてはベテランの領域に入っていきます。
今回はそんなマタギスナイパーズがどのようなコンセプトで何を掲げて活動しているのかについて解説していきたいと思います。
・マタギスナイパーズとは何かがわかる
・彼らがe-sportsの世界に与える影響がわかる
・e-sportsの見方が変わる(かも)
・マタギスナイパーズを応援したくなる
マタギスナイパーズの概要
まずはマタギスナイパーズがどのようなコンセプトで発足したかを紹介していきます。
公式サイトでは以下のように発足の理由が語られています。
日本で一番高齢化が急速に進む秋田県から、 日本初のeスポーツのシニアプロチームが生まれることにこそ大きな意味があると考えています。
マタギスナイパーズ公式サイトABOUT欄より引用
当社は2019年よりeスポーツに本格参入しましたが、高齢者のeスポーツを単に「健康」ゃ「認知症の防止」 といった分野で終わらせるのではなく、 「孫にも一目置かれる存在」 を目指すことで、 世代横断型の地域コミュニティの育成につなげたいと考えています。
今まで発足しているプロゲーミングチームはその名の通りプロフェッショナルとして大会での躍動を目標に活動しています。
しかしマタギスナイパーズはそのことよりも「孫に一目置かれる存在」を目指すことで地域コミュニティの育成に繋げたいと考えているそうです。
マタギスナイパーズ公式サイトはこちら⇨https://matagi-snps.com
世間の声
マタギスナイパーズの発足は世間に大きな衝撃をもたらしました。
数多くのメディアが取材に訪れ、Twitter等のSNSでは好意的な意見が多く寄せられました。
以下はそのような声の実例です。
プレイゲームは?
現在のところプレイゲームは発表されていません。
しかしながら、メディアから発表されたものを見るとFortniteやAPEXなどのバトルロワイヤル、Valorantといった5vs5のFPSなど主要どころのゲームをプレイしている映像が多いです。
その辺りのゲームで今後活動をしていくのではないかと思います。
野良でマッチングした際にマタギスナイパーズの方々がチームにいたら面白そうですね。笑
今後のeスポーツに与える影響
私はマタギスナイパーズの発足は日本のe-sports界においてとても重要な役割を持っていると考えています。
日本でのeSportsの立ち位置は決していいものではありません。
懸念点としてあげられるのはジェネレーションギャップ。
今の若い世代には徐々に理解が深まってきているeSportsですが、子供の将来を考える親世代にはあまりいい印象はありません。
その中でシニア世代がどういうコンセプトであれプロチームとして活動していくことは、世代間の理解を深め得る上でとても大切なことだと感じました。
まとめ
今回はいつもの記事と異なるテイストでお届けしました。
今後このようなチームが増えていき日本のe-sportsがより発展していくことを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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